中古車営業マンと上手に付き合う方法

モノを売る以上、中古車販売もビジネスです。ビジネスの鉄則は、投資よりも儲けることにあります。儲けること、利益を出して、事業をさらに拡大していくこと、それがビジネスにおいての原則です。

「営業」はその最前線です。実際に売上を立てるために奔走する人、事業の先頭に立つ役割です。そのような営業マンが常に考えているのは、「売上」であることは間違いありません。そして、「売上成績」というものがもっとも評価されるのも営業マンです。販売店によっては「ノルマ」という「責任数字」を課せられている営業マンも多くいます。それは月々で定義されていて、それをクリアすることがその仕事に関わる責任ということになるでしょう。

ただ、「自動車」という生活に根ざしたものを取り扱うことは、「売って終わり」というわけにはいかないことがほとんどです。その中古車を販売したあとも、購入した人はさまざまなことを抱えることになります。点検はしなければいけない。時期がきたら車検を通す必要がある。何か不具合が起これば修理をする必要があるのです。そのようなニーズに対して、逐一応える存在として、「営業マン」が存在するのです。

特にメーカー系のディーラーであればそれは顕著です。自分が販売したクルマに対してのアフターサービスも自分で行うことになることがほとんどです。ですから、そのような「長期的な付き合い」が前提の販売では、「無理矢理購入させる」というようなことはあまり起こらないのです。メーカー系のディーラーでは、その点が一番安心できるところでしょう。ただ販売だけを行っている事業者にくらべて、メーカー系のディーラーではその後のケアもしっかりと行ってくれるのです。私たちの購入履歴、点検の履歴などもしっかりと管理してくれます。そして最適な時期に「点検をした方がいいですよ」と教えてくれるのです。

基本、素人であるのであれば、そのようなカーライフに関しては誰かアドバイスをしてくれる存在はとても頼りになるもので、そのような存在として購入時からハナシを聞いてくれる担当の営業マンはとてもありがたい存在です。そのような相手に対しては自分がどのようなライフスタイルで過ごしているのか、自分がどのような自動車の乗り方をするのか、伝えておくとさらに現実的な提案をしてくれることでしょう。そのような存在は大切にしたいものです。

ただ、ただ「販売するだけ」の店舗の営業マンはこの限りではありません。個人でやっているような販売店、ただ派手に展示して、とにかく台数を吐き出したいと考えている販売店の営業マンはこの限りではありません。そこをうまく見極めて、営業マンと接する必要があるのではないでしょうか。

営業マンは中古車のことに精通しています。それが仕事だからです。ですから、そのような営業マンと上手に付き合うことで、さらに賢く、オトクなカーライフを実現することもできるのではないでしょうか。

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